日本の新元号「令和」は突き詰めるとやはり中国の古典がその由来? (2)

人民網日本語版 2019年04月02日15:01

新元号発表で結婚急ぐ独身者続出!?

婚姻率が大幅に下がり、高齢化問題が深刻化している日本では、新元号と結婚を結び付けた話題も注目を集めている。ある中国のブロガーは、「1989年以前に生まれて、5月1日の時点で未婚の人は、昭和-平成-令和の3時代を独身で駆け抜けることになる」と書き込んでいる。また、日本でも、昭和時代に生まれ、平成時代に結婚せず、そのまま未婚で2019年5月の新年号を迎える人たちのことを「平成JUMP」と呼んでいる。あるネットユーザーは、「『平成JUMP』になるのは絶対いや。最後の1ヶ月に頑張って結婚しないと」と書き込んでいる。「Hey!Say!JUMP」と言えばジャニーズの人気アイドルグループの名称だが、同グループにとっては、不幸にもそれにかけた造語が話題となってしまっている。

プログラマーは徹夜で残業か

日本の新元号がついに「令和」に決まったことで、ようやくこの騒ぎが幕を下ろした。この騒ぎを見ていた野次馬たちにしてみれば、発表が終わればそれで仕舞いだが、日本のプログラマーたちにとっては、新元号の発表は膨大な作業の始まりを意味し、しばらくの間は徹夜の残業が避けられない情勢となっている。日本の多くのシステムは、日付のデータとして和暦を使用している。新元号が発表されたことで、2019年は「平成」と「令和」の2つの元号が存在することになり、来年以降から「令和」だけとなる。パッケージシステム(PKG)と呼ばれる既成のシステムを導入している場合は、修正されたプログラムがベンダーから提供されるため、ユーザーは特に対応の必要がない。しかし、日本では早くからデジタル化が始まっており、多くが1980年代のシステムで、これまで30年以上使われている。そのシステムの改修とメンテナンスには巨額の費用がかかることは想像に難くない。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月2日  

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