杜甫草堂テーマのKFCの店舗内部の様子。 |
唐代の詩人・杜甫が住んでいた草堂をテーマにしたケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の店舗が最近、四川省成都市でオープンした。店内には祥雲の柄がデザインされているほか、壁やテーブル、イスにも杜甫の作品の要素が盛り込まれている。それだけでなく、コーヒーカップには清代の乾隆帝が書いた杜甫の詩「春夜喜雨」がデザインされ、3Dプロジェクターで杜甫草堂の四季を再現されており、客はフライドチキンを食べながら、詩の世界を楽しむことができる。国際在線が報じた。
「天府錦繍」と名づけられた同店舗は、KFCが博物館と提携して打ち出しているテーマプロジェクト。KFCは成都杜甫草堂博物館と共同で、草堂文化を展示する機能を備えた内装を施しているほか、杜甫草堂博物館の交流イベント「草堂一課」も不定期で同店舗で開催されるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月3日