世界のどの地域においてもほとんどの場合、女性が男性より長生きしている。世界保健機関(WHO)がこのほど発表した報告は、その理由について、「衛生・保健に対する観念が男女で違うこと」、「女性より男性の方が、予防・治療が可能な非伝染性疾病や道路交通事故によって死亡する確率が高い」、「男性の自殺率が女性より高い」ことなどを挙げている。新華社が報じた。
WHOは7日、「2019年世界衛生統計」を発表した。同報告では、初めて性別によって分けたデータを公開している。報告によると、世界全体における女性の平均予想寿命は男性より長く、経済的に豊かな先進諸国では、特にその傾向が強い。女性が男性より平均寿命が長い主な原因として、衛生・保健に対する観念が男女で違うこと、同じ病気に罹患したとき、男性は女性より医師の診察を受けて薬を服用する割合が低いことなどが挙げられた。
また、報告によると、主な死因40種類のうち、33種類は、男性の平均寿命が女性より低い状況を導き出すものだった。たとえば、2016年において30歳の男性が、70歳以前に非伝染性疾病によって死亡する確率は女性より44%高かった。また、2016年における世界の自殺による死亡率は、男性が女性より75%高かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月8日
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