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食いしん坊の妻のため開いたネットショップがまさかの大繁盛

人民網日本語版 2019年04月11日09:19
食いしん坊の妻のため開いたネットショップがまさかの大繁盛
張錚さんと妻の徐楠さん(撮影・牛鏡)。

妻が食いしん坊だったらどうすればいいか?河南省開封に住む若者・張錚さんの答えは、「妻のためにネットショップを開いて、彼女に好きなだけ食べさせてあげる」というものだった。しかしショップが大繁盛し、今や張さんに月収20万元以上(1元は約16.54円)をもたらすことになるとは思いもよらなかったのだという。浙江在線が伝えた。

張錚さんと妻の徐楠さんは高校時代の同級生。大学に進学し、張さんは徐さんを口説き落とすため、彼女にしょっちゅうお菓子などを買ってはプレゼントしていたのだという。その後、二人は恋人になり、結婚。卒業後、張さんは河南省の大手国有企業のプログラマーの職に就き、主にソフトウェア開発に従事していた。

徐楠さんは小さい時から、自分の駄菓子屋を開きたいという夢を抱いていたが、様々な原因からずっと実現できないでいた。2016年に張錚さんは鄭州の国有企業を辞職し、開封に戻った。「彼女はこんなにお菓子を食べるのが好きで、しかもそういう夢を抱いているなら、実現をサポートしてあげるのは当然のこと」と張さん。

実店舗の賃貸料は高すぎたのと、開封グルメは広く知られていることに注目した張錚さんは、ネットを通じて開封グルメを売ってはどうかと考え、ネットショップサイトの淘宝に開封グルメや特産を主に取り扱うショップを開店した。

食いしん坊の徐楠さんは試食して、販売する商品を選ぶことを担当。一方、プログラマーとして働いた経験を持つ張錚さんはショップの運営と商品の発送を担当した。張さんは、「稼ごうというつもりは全くなかった。彼女がおいしいと思うものを売ろうとしただけ」としたが、実際開店してみたところ、思いもよらずたちまち繁盛し、今や張さんのショップは月間の営業高が20万元以上に達している。

美味しい商品を探すため、徐楠さんは開封の大通りから路地裏まで1日に十数種類のグルメを食べており、時には辛い物を食べすぎて口が痺れてしまうこともある。それでも彼女は今とても幸せなのだという。(編集TG)

「人民網日本語版」2019年4月11日

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