新年度、大学生は全ての必要品をネット通販で購入し、手ぶらで大学に到着している。9月の新年度シーズンが到来したいま、某電子商取引プラットフォームのビッグデータから、おやつ、eスポーツ、ヘルスケア、ワンピース、大学院受験対策などが、新年度シーズンのネット通販業で人気を集める商品であることが明らかになった。だが、大学によって、学生の好みはまちまちだ。電子科技大学では、「eスポーツの達人」を輩出しており、北京大学や清華大学には「食いしん坊」が集まっている。中山大学の秀才は、誰よりも勉強好きで、授業が始まる前から大学院受験に関する資料や対策本を買い込んでいる。広州日報が伝えた。
〇「食いしん坊ランキング」、トップは清華大学
今年の新年度、大学生の3分の2以上が8月中旬から、必要物品をオンライン通販で購入し始め、大学に直接郵送している。「手ぶらで大学へ」が、「00後(2000年代生まれ)」第一弾の新入生の「入学スタイル」としてすでに定着している。
淘宝網が発表した「大学別消費傾向ランキング」によると、「理系男子」、「文系女子」、「北京・上海・広州」など、各種学生グループによって、購買力と消費行動に違いが生じている。
学生1人あたりのオンライン通販支出額については、極めて強い地域性が見られる。北京と上海の大学の学生1人あたり消費力は軒並み、西部地区の学生を上回っている。首位は中央音楽学院で、一人当たり消費額は1千元(1元は約16.3円)を上回ったことで首位に立った。芸術を学ぶには、非常にお金がかかるようだ。
学生は新年度シーズンのおやつを何よりも楽しみにしている。「食いしん坊ランキング」上位3校は、清華大学、浙江大学、北京大学で、秀才たちはエネルギー補給に忙しいようだ。一方、中央音楽学院の学生は、おやつに対して最も「クール」で、「身体的美しさ」が彼らにとって王道となっている。
中央戯劇学院の学生は、イメージ重視でファッションにお金をかけるのがファッションにお金をかけるのが基本スタイルのようで、そのトップの座を楽々手にしている。すぐそのあとに続いたのは、北京外国語大学と上海外国語大学で、国際的な人材はファッションの分野でも決して立ち遅れることはない。土地柄が最も良く表れているのは蘭州大学の学生で、風や砂埃が大きい西北の地に住んでいるため、ウィンドブレーカーを購入する人がかなり多い。
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