生粋の南京っ子である陳和生さん(70)は、幼い頃の南京の市井の生活を今もはっきりと覚えているのだという。定年退職後、陳さんは趣味だった木工細工に本格的に取り組み、以前の生活の記憶をとどめようと、農具や生活用品など「昔ながらの道具」のミニチュア模型を木材で作り始めた。師匠もおらず、図面もなく、陳さんは独学で木工細工の名人になった。この10年間で、陳さんは計170点以上のミニチュア模型を製作し、それによって「南京市工芸美術大師」の称号も授与されている。 新華網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年5月23日