習主席の返信は更に多くの日本の青年の間に積極的な反響を起こしている。東京学芸大学の学生である小島心さんはPanda杯全日本青年作文コンクールで2回受賞した。小島さんは昨年、中島さんと一緒に訪中している。訪問時、小島さんは中国各地の人々と交流し、中国を心から好きになったとし、この事は忘れがたい人生の経験にもなったという。小島さんは、「私たち一人一人の心の中には、日中友好の使者になりたいという願いがあります」とし、「両国人民の友好の未来は若い世代に託されている」という習主席の返信の言葉に、大いに鼓舞されたという。そして今後は更に積極的に様々な中日青年交流活動を実施し、これに参加していくと語った。
千葉大学の学生である内津真理野さんは、「日中両国は一衣帯水で、歴史においても緊密な交流と相互参考があった。日本の若者は中国に大変関心を抱いている」と指摘。中日の大学間の協力が更に緊密になり、青年間の交流が更に活発になることを希望するとした。かつて中国に留学した日本のスタートアップ企業のトップである佐藤航平さんは、「青年は国の未来。青年間交流の強化と相互理解の増進は日中両国にとってプラスであるだけでなく、各国が共通の試練に連携して対処するうえでもプラスだ」と語った。
東洋経済新報社の中山一貴記者は大学時代から中日交流活動に参加している。中山記者は習主席が日本の普通の青年に返信したことに驚き、喜んだという。「習主席からのこの手紙は日中交流に携る全ての若者にとって極めて大きな勇気と励ましになると信じている」とした中山記者は、習主席が返信の中で、「両国の友好の土台は民間にあり、両国人民の友好の未来は若い世代に託されている」と記されていたことに言及し、習主席の言葉によって、両国関係の一層の発展を促進するうえで青年交流と民間交流の持つ重要な役割を改めて感じたと語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月27日