習近平国家主席のG20サミット出席について外交部が説明

人民網日本語版 2019年06月24日14:14

習近平国家主席の第14回G20サミット出席について、張軍外交部長助理(外務次官補)が24日午前の国内外プレス向けブリーフィングで次のように説明した。

第14回G20サミットが6月28、29両日に日本・大阪で開催される。習近平国家主席が日本の安倍晋三首相の招待を受けて出席する。これは重要な首脳外交、多国間経済外交だ。習主席によるG20サミット出席または主催は7回連続であり、G20協力と世界経済ガバナンスを中国が非常に重視していることを十分に示すものだ。現在、一国主義と保護主義が国際経済秩序に深刻な打撃を与え、グローバルなバリューチェーン、産業チェーン、サプライチェーンが破壊され、世界経済のリスクと不確定性が著しく高まり、市場の信頼が深刻にくじかれている。G20は国際経済協力の主要フォーラムだ。中国は世界第2の経済大国として、長年にわたり世界経済の成長促進、世界経済ガバナンスの整備、様々なリスクや試練への対処において重要な貢献をし、責任を引き受ける建設的役割を発揮してきた。現在の情勢の下、議長国日本と国際社会は共に習主席の大阪サミット出席に切なる期待を寄せている。習主席の大阪での活動は非常に内容豊かで、日程も詰まっている。

習主席は大阪サミットの4段階の全体会合に出席し、世界経済と貿易、デジタル経済、包摂的・持続可能な発展、インフラ、気候、エネルギー、環境などの議論に参加し、世界経済情勢に対する見解と主張を深く明らかにし、現在存在する問題の根本的原因を探り、対処法を示すべく尽力し、世界経済の大きな方向性をしっかりと把握する。習主席はBRICS非公式首脳会合、中露印非公式首脳会合、中国とアフリカ諸国首脳の小規模会合にも出席し、新興市場と途上国の協力の深化、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行など重要な問題について意思疎通と調整を強化し、各者間の実務協力を後押しする。

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