ビザ優遇策で海外旅行ブーム続く
一躍注目を浴びた日本のマイナー都市
この夏、海外旅行に出かける中国人観光客もかなり多い。携程の統計データによると、6月末の時点で、2019年夏休み旅行で同社を通じてネット上でビザ申請手続きをした人は大幅に増加した。このうち、寧波、天津、蘇州、成都、杭州、南京、深セン、広州各地のビザ申請者は、前年同期比で倍増した。現在の申込状況から見て、2019年夏休み旅行ビザ申請の十大人気目的国は、順に、日本、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、米国、フィリピン、オーストラリア、英国、カンボジアだった。
今年の春節(中国の旧正月、今年は2月5日)と比べ、夏休み旅行では、東南アジア・南アジアの一部国家がビザ優遇策を新しく制定したことから、目的国人気ランキングで上位にランクイン、あるいはランクが急上昇している。たとえば、マレーシアは第2位に躍進し、インドは第10位から第7位にランクアップした。ベトナムとタイはいずれも、電子ビザの運用をスタートした。日本は、大学生や経済力のある外国人に対するビザ取得条件を緩和し、第11位までランクアップした。一方、昨年第8位だった米国は、今年は第12位まで順位を落とした。
夏休み海外旅行目的地のうち、人気トップは依然日本となっている。ますます多くの中国人観光客が、日本を「最初」または「2回目」の海外旅行目的地に選んでいる。また、一・二線都市に住む若者は、頻繁に日本を訪れる傾向がみられる。
総合旅行サイト「驢媽媽旅游網(Lvmama.com)」の統計データによると、東京、大阪、京都、奈良、沖縄、福岡、札幌、長崎、静岡、高山の各都市が人気目的地となっている。観光客の送り出し地のトップ10は、上海、蘇州、杭州、北京、広州、南京、無錫、重慶、武漢、深セン。また、マイナーな目的地や、独特ある楽しみ方の人気が特に高まっている。驢媽媽旅游網では、「松山3泊4日フリーツアー」、「千と千尋の神隠し」や「東京ラブストーリー」にまつわる場所を訪ねる旅、避暑旅行の新ルート「岩手県安比高原3泊4日フリーツアー」、花火大会鑑賞ツアーなどに人気が集まっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月2日
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