京滬高速鉄路股フン有限公司によると6月30日、国内で最大の輸送量を誇り、その輸送頻度も最高となる、北京と上海結ぶ高速鉄道・京滬高速鉄道が開通から8周年を迎えた。この8年間で、同高速鉄道では事故や乗客の死傷事故が生じることなく、安全営業を維持しており、その利用者数は延べ10億3千万人に達している。新華社が報じた。
同社の邵長虹総経理は、「京滬高速鉄道は北京・天津・河北地域と長江デルタ地域という二大経済圏を結び、2011年6月30日から2019年6月30日までの8年間で、その運行本数は累計94万4千本で、年増加率は17.9%。累計利用者数は10万3千万人で、年増加率20.4%となり、平均座席利用率は66.1%から78.3%まで上昇した」と紹介した。
また邵総経理は、「京滬高速鉄道の開通8周年を迎えるのに先駆け、6月26日には中国標準高速列車『復興号』が運行開始から満2年を迎えた。『復興号』は、京滬高速鉄道を始め中国の広大な大地を疾走し、他に先駆け同高速鉄道の営業時速350キロメートルを実現し、中国高速鉄道が『追いかける立場』から『先頭を引っ張る立場』への重要なシフトを果たす立役者となった」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月3日