北京時間19日夜、バレーボール・ワールドカップ2019女子横浜大会において、中国はホスト国日本と対戦において3対0でストレート勝ちした。各セットの得点は第1セットが25対17、第2セットが25対10、第3セットが25対17だった。対日本戦が終わった時点で、中国は総当たり1回戦である全5試合を終え、5試合とも3対0のストレート勝ちで5勝、順位トップに立った。人民網が各社の報道をまとめて伝えた。
対日本戦における中国代表の先発メンバーは、朱婷選手と張常寧選手の2人のエースアタッカーに、センターの袁心玥選手と顔妮選手、オポジット(交代要員)の龔翔宇選手、セッターの丁霞選手、リベロの王夢潔選手だった。
試合後、郎平監督は、「今日の中国代表は、困難に立ち向かう準備を万端に整えて臨んだ。日本の守りは素晴らしく、観衆の応援も熱が入っていた。そのため我々はピンチに立った時には、冷静さを保ち、試合に集中するよう心掛けた」とコメントした。
中国の成し遂げた5戦全勝について、郎平監督は、「この総当たり1回戦で、中国代表は自分たちの実力をほぼ発揮できた。本当の闘いはこれからだ」と続けた。
中国代表が今大会の初戦で勝利をおさめた際、郎平監督は、チームの目標として、「優勝して国旗を揚げ、国歌を奏でる」とし、多くのネットユーザーから賛辞の声が寄せられた。
今後、ライバルチームにいかに勝利するのかについて尋ねられると、郎平監督は、「全力で臨む!」とシンプルにその決意を表明した。
今後、中国チームは闘いの場を札幌に移し、9月22日から、ブラジル、米国、ケニアとの闘いに臨む。米国代表は現在、中国と同じく5戦全勝し、勝ちセット差で順位は中国に続き第2位となっている。中国代表が今大会でも女王の座を守ろうとするならば、米国戦が重要な鍵を握ることになる。
(編集KM)
「人民網日本語版」2019年9月20日