今年の国慶節は、「中国の天眼」と呼ばれる口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)が24時間全天候型観測を開始してから初の長期連休だった。中国科学院国家天文台「中国の天眼」チームの科学者とエンジニアらは、いつものように忙しく働いていた。新華社が伝えた。
「中国の天眼」調整チーム・制御専門チーム長の孫京海氏は「望遠鏡を最良のコンディションにし、起こりうる故障を随時排除し、観測中の測量制御を最適化するためには、すべてのサブシステムの稼働を維持しなければならない」と話した。孫氏と同僚たちは観測及び稼働を維持するために全力で働き続けていた。
電波望遠鏡の観測は一分一秒たりともタイミングを逃すことができず、一部の観測目標がまばたきをする間に消える可能性があるため、「中国の天眼」は科学観測の当直表を作った。国慶節の連休中、「中国の天眼」は3個のパルサーを発見・認証した上、9月に新たに捕捉した重複高速電波バーストのより多くの追跡観測日程を組み立てた。
パルサーは密度が極めて高く、自転が極めて高速の中性子星であることがすでに科学者によって解明されている。だが、高速電波バーストという「宇宙の奥深くの謎の電波」については、その起源と物理メカニズムを模索している最中だ。
国家天文台副研究員で、「中国の天眼」観測計画責任者の銭磊氏は「重複高速電波バーストのパルスの統計・研究を行い、潜在的な法則を見つけることで、この高速電波バーストの本質を見極めたい」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月8日
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