中国国務院が香港地区警務処の新処長に鄧炳強氏を任命

人民網日本語版 2019年11月19日15:30

「中華人民共和国香港特別行政区基本法」の関連の規定に基づき、中国国務院は今月19日、同行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官からの推薦をうけ、鄧炳強氏を警務処の処長に任命した。盧偉聡氏の処長の職は解かれることとなった。

鄧処長は19日午前の記者会見で、「職を全うし、暴力行為と闘って、1日も早く社会的秩序を回復させる」とその決意を語った。

また鄧処長は、「今日、警務処処長の職務を引き継ぎ、香港地区の治安のために貢献できることは、私の人生において非常に光栄なこと。本来なら喜ぶべきことではあるものの、この5ヶ月間ほどで私が目にしてきた香港とは、法を犯した暴徒たちが香港の法治を踏みにじり、攻撃し、至る所で放火を行い、道を塞ぎ、市民や警察などを襲撃するといった姿で、これらは私の気持ちをとても悲しくさせている。今、私にできることは、現在与えられた職で自分の責任を果たし続けていくことのみだ。今後、まず警察官たちを守り、警察官たちが今後も法執行を続けていけるようにサポートしたい。そして、暴徒たちには二度と暴力行為をはたらかないようにしてほしい。社会各界が今後も私たちの仕事を支持し、香港地区の治安が1日も早く回復することを願っている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年11月19日

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