香港鉄道MTRによると、暴徒が連日、鉄道ネットワークや施設に対する破壊活動を行っており、13日には7路線が影響を受け、一部で全線の運営停止や一部運営停止を迫られた。また、7駅が施設を破壊されたり、運営を妨害されたりしているため閉鎖に追い込まれており、多くの利用者の足に影響がでている。MTRは、利用者やMTRの職員、安全な鉄道運営などを全く顧みない暴徒の行為を強く非難し、警察にも通報し、暴徒に対して責任を追及する方針だ。中央テレビニュースが報じた。
暴徒は、地下鉄の営業が終了した12日夜中未明に閉鎖されている複数の駅に不法侵入し、放火したり、列車車両や駅、構内施設を破壊したりした。その他、暴徒は13日の営業が終了した夜にも旺角駅に不法侵入し、破壊行為をはたらいたり、火炎瓶を投げ入れたりしたため、旺角駅は14日、閉鎖に追い込まれた。
警察が13日夜に発表した情報によると、12日夜から、暴徒は香港中文大学2号橋を占拠し、橋の下の吐露港公路に様々な物やレンガ、さらには火炎瓶までも投下することで、通行を妨害し、市民の安全を脅かしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月14日