「光って話せる」スマート交通横断歩道(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。 |
湖北省武漢市の武漢オプティカルバレーの珞◆路(◆は口へんに諭のつくり)と加陽路の交差点にある標識掲示用ポールには、交通信号灯と地中埋込型照明、音声メッセージ装置が備え付けられている。夜になると、キラキラ輝く横断歩道が人目を引き、歩行者はその上を歩くと独特の気分を味わえる。この「発光横断歩道」は、武漢初の「光って話せる」スマート交通横断歩道設備で、歩行者の違法信号無視行為の撮影や横断歩道信号灯、自動車に対応するための地中埋込型照明、道路灯、言語表示、マルチメディア表示、スピーカー、ネットワーク通信の八大機能を備えている。音声メッセージシステムは、交通信号の切り替えにもとづき、歩行者に「通行可能」または「待機」を指示する。道路灯も、それに伴って色が切り替わり、信号が変わったことをドライバーや歩行者に知らせ、両者に注意を促して、車両と歩行者との接触・衝突事故を減らすことができる。雨や霧といった天候や、光線があまり認識できない日中は、横断歩道は自動的に「光の道」に切り替わり、スマホ操作に夢中になっている「低頭族(うつむき族)」も、信号の色を明確に知ることができ、横断歩道は正真正銘、歩行者の安全を守るセーフティラインとなる。また、横断歩道システムと路上に構築されたネットワーク監視コントロールが結合し、歩行者を優先しない車両や信号を無視する歩行者など交通違反行為を撮影することで、横断歩道を歩く人と車両の通行効率を効果的に高め、事故発生率を引き下げることができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年11月22日