国家統計局 2018年GDP速報値を修正へ

人民網日本語版 2019年11月21日14:38

国務院第4回全国経済国勢調査指導チーム弁公室の副代表を務める国家統計局の李暁超副局長は20日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「国家統計局は2018年の国内総生産(GDP)の速報値データを修正し、近く結果を公表する」と述べた。新華社が伝えた。

李氏は、「GDPの修正では主に次の2点を検討する。1つ目は計算方法が変化したかどうか、2つ目はデータの出所が変化したかどうかだ。この2点について変化があれば、GDPを修正するのは、国際的に通用するやり方だ」と述べた。

李氏によると、「中国の現行の国民経済計算制度に基づき、中国では各年度のGDPを2回計算することになっている。1回目は速報値の計算で、毎年初めに前年のGDP速報値が発表される。2回目はGDPの確定値の計算で、主に各年のデータの資料、財政決算の資料、各部門の行政記録などに基づき、前年の速報値を修正する。経済国勢調査の実施年に当たった時は、同調査が提供するより全面的で詳細なデータに基づいてGDP速報値を修正することになる」という。

また李氏は、「2018年は経済国勢調査の年であり、第4回全国経済国勢調査は中国国内で第二次産業と第三次産業に従事するすべての法人単位、産業活動単位、自営業者をカバーして、GDPの計算に範囲が全面的で内容の豊富な基礎データを提供してくれた。国家統計局は経済国勢調査のデータと関連部門の資料に基づき、18年のGDP速報値データを修正し、近く結果を公表する」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月21日

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