中国中央銀行が2020年の到来祝う記念硬貨を18日から発行

人民網日本語版 2019年12月17日16:06

中国人民銀行(中央銀行)は今月18日から、2020年の到来を祝う記念硬貨セットを発売することを発表した。銀と銅色・銀色からなる銅合金の記念硬貨1枚ずつ計2枚1セットで、いずれも中国の法定貨幣として使用できる。中央人民銀行の公式サイトが伝えた。

銀の記念硬貨

銀の記念硬貨の表には国章と共に、「中華人民共和国」と「2020年」の文字が刻まれている。

画像は中央人民銀行の公式サイトから

銀の記念硬貨の裏には、「福」の字と額面「3元」(1元は約15.7円)の文字のほか、縁起の良い壁、窓、花、雲などがデザインされている。

画像は中央人民銀行の公式サイトから

銀の記念硬貨は「非収集型貨幣」で、直径25ミリの円形、重さ約8グラムで、銀含有量は99.9%。最多で270万枚発行される計画だ。

銅合金の記念硬貨

銅色と銀色からなる銅合金の記念硬貨の表には、「中国人民銀行」の文字のほか、真ん中の大きな額面「10元」の文字の周りを花柄が囲み、その左横に「10元」の発音表記「SHIYUAN」、下に「2020」の文字が刻まれている。

画像は中央人民銀行の公式サイトから

銅合金の記念硬貨の裏は、中国の伝統的な民間芸術・切り絵細工や年画(新年に家の門や扉、壁等に飾る版画)の要素を組み合わせてネズミがデザインされ、その上には飾り提灯やブドウがデザインされている。また、ネズミの左側には来年の干支「庚子(かのえね)」の文字が刻まれている。

画像は中央人民銀行の公式サイトから

銅合金の記念硬貨の額面は10元で、直径27ミリ。発行枚数は2億5000万枚だ。

銅合金の記念硬貨は、現在流通している10元の人民元紙幣と同じく、額面通り10元の価値で流通する。

画像は中央人民銀行の公式サイトから

公告によると、取扱銀行は今月19日から22日にかけて2期に分けて予約を受け付ける。1期につき、一人当たりの予約可能数は20枚までだ。記念硬貨の予約と引き取りには第二世代居民身分証明書の提示が必要となる。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月17日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング