「第6回友愛国際写真コンテスト」に出席するため北京を訪れた日本の鳩山由紀夫元首相は11日、中国青年報の取材に応じた際、世界規模でエスカレートし続ける貿易摩擦に言及した。中国青年報が伝えた。
鳩山氏は「米国はかつて経済グローバル化の提唱者だったが、米国の経済と産業はグローバル化の過程で多くの問題が生じ、景気後退リスクに陥った。それと比べ、中国経済は飛躍的発展を遂げ、対米輸出も増加し続けている。こうした中、米国は自国の利益を守る目的から、良好な勢いで発展する中国の産業に圧力をかけている。これは経済グローバル化進行の法則に背くものだ」と述べた。
また「現在の中米貿易摩擦の状況は、2020年の米大統領選と大きな関係がある」と補足。来年、中米貿易摩擦と世界の貿易構造に新たな動きがあるはずだとの認識を示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年12月13日
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