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中日の宇宙飛行士が東京で対談

人民網日本語版 2019年12月15日11:04
中日の宇宙飛行士が東京で対談
中日の宇宙飛行士が東京で対談

中国の宇宙飛行士の第一人者で、中国有人宇宙飛行プロジェクトの副総設計師の楊利偉さんと、日本の宇宙飛行士の第一人者で、日本科学未来館の館長を務める毛利衛さんが14日、日本・東京にある同未来館で対談した。楊さんは、「日本を含む世界各国と協力を展開していきたい」と述べた。新華社が伝えた。

この宇宙を語る対談には、事前に申し込みをした来場者約200人が訪れ、会場は満席だった。

楊さんと毛利さんは自国の宇宙航空事業の現状と今後の展望をそれぞれ紹介した。楊さんは、「中国の有人宇宙飛行は27年を経て、これまでに11人の宇宙飛行士を宇宙へ送り込んだ。2022年ごろまでに、中国は自国の宇宙ステーションを建設するだろう。中国はこれまでずっと各国とともに科学実験、宇宙航空訓練などの方面での国際協力を積極的に展開し、中国の宇宙ステーションのプランには、国際協力モジュールのインターフェースなども含まれる」と述べた。

また楊さんは、「このたび初めて日本に来たが、日本の宇宙飛行士の多くは古くからの友人だ。日本は宇宙航空分野で非常に進んでおり、インフラ、輸送能力、宇宙船の建造はすべて世界トップレベルだ。中国は宇宙航空分野では開放的かつ協力的な態度を取っており、将来の中日両国の宇宙航空協力にはさまざまな段階、さまざまなニーズにおいて可能性がある。そのためには双方が共同で努力することも必要だ」と述べた。

楊さんと毛利さんは宇宙での経験を振り返る中で、「宇宙から見た地球には国境がない」と述べた。

毛利さんは対話の最後に中国語で「未知に挑み、極限に挑む」と述べ、「人類は手を取り合って宇宙を探索しよう」と呼びかけた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年12月15日

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