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中国で初のメコン川流域淡水魚をテーマとする水族館がオープン

人民網日本語版 2020年01月07日15:03
中国で初のメコン川流域淡水魚をテーマとする水族館がオープン
メコン川流域に棲む淡水魚の水族館「メコン川水底世界」を見学する観光客(撮影・李明)

雲南省西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州にあるシーサンパンナ原始森林公園に1月6日、「メコン川水底世界」がオープンした。「メコン川水底世界」は、テーマと科学普及、エンターテインメント、レジャーを一体化させたメコン川に生息する水生生物と熱帯雨林を核心とする没入型パノラマVR(仮想現実)スタイルの水族館で、メコン川流域に生息する淡水魚を展示する全国初の水族館でもある。館内には、瀾滄江―メコン川流域の土着魚類や長江流域の稀少淡水魚類・希少かつ貴重な両生動物が、主に展示されている。また、同水族館プロジェクトでは、中国水産科学研究院長江水産研究所との協力を通じて、国家一級保護動物の中華チョウザメや長江チョウザメの生存環境をさらに改善する目的から、これらの水生生物も飼育されている。さらに、「メコン川水底世界」は、熱帯雨林の景観を作り上げることにも力を入れており、来館者は、中華チョウザメが遊泳する水底トンネルの中で、1億4千年に及ぶ生命の奇跡を体験することができる。ネットでも人気が高いクラゲ観賞ゾーンでは、6億5千年の歴史を誇る生命の感動に触れることもできる。このほか、空を飛ぶ感覚を味わえる7Dシアターもあり、来館者は7分間でメコン川を通り抜けることができる。さらに、「メコン川水底世界」の「スター」である中華チョウザメやクラゲ、カワウソ、メコンオオナマズ、ワラストビガエル、パーカーホで構成された「萌えブルーベリー6人組」は、原始林の奥深くにある水生動物の世界に来館者を誘う。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年1月7日

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