中国、2019年ホワイトカラーの6割「昇給した」3割以上「負債あり」

人民網日本語版 2020年01月03日16:03

中国の求人サイト・智聯招聘が2日に発表した「2019年ホワイトカラー満足度指数調査研究報告」によると、6割のホワイトカラーが2019年に昇給した。また、3割以上が負債を抱えている状態で、8割近くが「生活費が増えた」と感じ、4割以上が20年について楽観的な見方を示しており、勉強してスキルアップすることが主流の計画となっている。同調査では中国全土のホワイトカラーを対象にアンケートが実施され、有効回答数は8977件だった。中国新聞網が伝えた。

ホワイトカラーの6割「昇給した」

調査によると、ホワイトカラーの59.6%が19年に「昇給した」と答えた。5%以内の昇給が最多で28.4%だった。一方、29.3%が「給料に変化なし」と答え、11.2%が「減った」と答えた。

ホワイトカラーは20年の昇給にも期待しており、調査では58.9%が「給料がずっと変わらない状態から抜け出すために、昇給を自ら求める」と答えた。

調査では、ホワイトカラーの33.1%が19年に転職したと答えた。18年の38.84%と比べてやや減少した。

経済的環境において不確定要素が充満した19年について、ホワイトカラーの25.6%が「自分への影響はない」と答えた。また、44.9%が「一定の影響があったものの、楽観視している」と答えた。18年の調査結果と比べると明らかに上昇している。

報告によると、19年、ホワイトカラーの7割以上がマクロ経済の影響を受けたものの、楽観的な態度を保っている人が増えている。

ホワイトカラーの3割以上「負債あり」

調査によると、19年、ホワイトカラーの75.6%が「生活費が増えた」と答えた。その原因として、供給が急減したことによる豚肉の高騰で食費が増えたほか、ホワイトカラーはさらなる生活の質の向上を求めており、タクシーを利用したり、よりきれいな家を借りたり、ネットショッピングの利用が増えたりしていることが挙げられる。それらが原因となってホワイトカラーの支出は増え続けている。

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