故郷で年越し! カナダの双子パンダが里帰り

人民網日本語版 2020年01月14日15:39

カナダで誕生したオスとメスの双子パンダ「加盼盼(Canadian Hope)」と「加悦悦(Canadian Joy)」をのせた飛行機が12日未明、四川省成都に無事到着した。新華視点が伝えた。

2018年2月16日、カナダ・トロント動物園の「加盼盼」と「加悦悦」(撮影・鄒崢)。

カナダで生まれ育った「加盼盼」と「加悦悦」は、すでに4歳になっている。成都に到着した2頭は、成都パンダ繁育研究基地検疫場において、1ヶ月にわたり検疫を受けることになる。

2013年3月、成都パンダ繁育研究基地で飼育されていた雄パンダ「大毛(ダーマオ)」は、重慶動物園にいた雌パンダ「二順(アルシュン)」と一緒にカナダに渡り、10年間にわたる中国―カナダパンダ保護・研究協力計画がスタートした。

2015年10月13日、「二順」はオスとメスの双子の赤ちゃん「加盼盼」と「加悦悦」を出産した。

カナダで誕生した初めての双子パンダ「加盼盼」と「加悦悦」は、カナダの人々のハートを捉えた。同国のトルドー首相が命名式に出席し、トロント動物園は1歳のお誕生日会を盛大に催し、その後2頭が引っ越したカルガリー動物園では、四川から空輸した新鮮な竹を2頭に与えていた。

1994年以降、成都パンダ基地は、17の国と地域とパンダ科学研究協力交流を次々と展開してきた。現在、日本、米国、スペイン、フランス、カナダ、ドイツ、デンマークの7ヶ国との間で、長期パンダ国際協力科学研究繁殖飼育プロジェクトが進められている。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年1月14日

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