内モンゴル・フルンボイルで珍しい現象「幻日」を観測

人民網日本語版 2020年01月14日16:43
内モンゴル・フルンボイルで珍しい現象「幻日」を観測
フルンボイルで発生した珍しい大気光学現象「幻日」(画像は気象当局が提供)。

内蒙古(モンゴル)自治区気象局によると、12日午前、同自治区の呼倫貝爾(フルンボイル)市海拉爾区で、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象「幻日」が約3時間発生した。

フルンボイル気象局の職員・徐玉強さんは、すぐにスマホでこの珍しい現象を撮影し、貴重な動画と画像を残した。

徐さんは取材に対して、「朝7時に起きて窓を開けると、『幻日』が見えた。10時20分ごろになるとそれは消えた。始めは太陽光線が弱く、『幻日』はぼんやりしていたが、9点ごろになって一番はっきりと見えるようになった」と話した。

気象当局によると、半透明の薄い雲の中には、六角板状の氷晶がたくさんあり、時々、それら氷晶が地面に対してほぼ水平に浮かぶ。そして、この氷晶の1つの側面から太陽光が入射し、1つ側面を挟んだ別の側面から出る場合、氷晶は頂角60度のプリズムとしてはたらき、この氷晶によって屈折された太陽光が「幻日」として見える。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年1月14日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング