新型コロナウイルス肺炎の対策で習近平総書記が重要指示

人民網日本語版 2020年01月21日11:02

最近、湖北省武漢市など各地で新型コロナウイルスによる肺炎が発生している。20日午後6時までの中国大陸部内の累計報告症例は224例。うち感染確認例は217例(武漢市198例、北京市5例、広東省14例)で、感染疑い例が7例(四川省2例、雲南省1例、上海市2例、広西チワン族自治区1例、山東省1例)。各国から通知のあった感染例は日本が1例、タイが2例、韓国が1例。新華社が伝えた。

中共中央と国務院は事態を非常に重視。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は「湖北省武漢市などで最近新型コロナウイルスによる肺炎が次々に発生している。これを非常に重視し、全力で予防・抑制の取り組みを達成しなければならない。ちょうど春節(旧正月、今年は1月25日)期間にあたり、人々が広範囲に密集して移動する。感染の予防・抑制の取り組みを達成することが非常に重要だ。各級の党委員会と政府及び関係当局は人民大衆の生命の安全と身体の健康を第一に、綿密な計画を定め、各方面の力を結集して防止・コントロールにあたり、的確で効果的な措置を講じて、感染拡大の勢いを断固として抑え込む必要がある。患者の治療に全力を挙げ、ウイルスの感染と伝播の原因を速やかに明らかにする必要がある。感染状況の情報を速やかに公表し、国際協力を深める必要がある」との重要な指示を出した。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年1月21日

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