中国が完全に独自の知的財産権を持つ第3世代原子炉「華竜1号」の世界初の原子炉である、中核集団福清原発5号機原子炉のホット試験が2日午前9時12分、ほぼ完了した。今後の原子炉の燃料搭載、電力網への接続・発電などの作業に向け確かな基礎を固めた。科技日報が伝えた。
中国製原子炉の世界進出の「国の名刺」である華竜1号は現在、原子炉市場で最も受け入れられている第3世代原子炉の一つで、中国の原発における革新的発展の重大な象徴的成果だ。その国内外のモデルプロジェクトの建設成功は、原発大国から原発強国に飛躍する上で重要な意義を持つ。中核集団は現在、国内外で華竜1号を5基建設中だ。プロジェクト建設は安全と品質が確保されている。
華竜1号モデルプロジェクトの建設が現在、秩序正しく推進されている。現場の各部署は「ゼロ感染」を維持しており、プロジェクトの年間目標達成に向け確かな基礎を固めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年3月3日