武漢から吉報、臨時医療施設の1つが「任務終了」

人民網日本語版 2020年03月02日17:06

今月1日、新型コロナウイルスに感染し、湖北省武漢市にある■口武体方艙医院(臨時医療施設、■は石へんに喬)に入院していた患者34人が治癒して退院した。同病院から退院する新型コロナウイルス感染患者はこの34人が最後で、今後は隔離施設に移動して14日間経過観察した後、帰宅することになる。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

その他の患者76人は転院することになっており、転院が完了すれば、武体方艙医院は「休館」となり、患者の受け入れも停止する。■口武体方艙医院で治療に当たっていた山西省から来た救援隊の医療従事者は現在次の命令を待っている状態だ。また、救援物資や設備などもそのまま封鎖保存され、次の用途を待つことになる。武漢市の方艙医院で「休館」になったのは同医院が初めてとなる。

ネットユーザーからは「祝電」が続々と寄せられている。

3月1日午後3時の時点で、■口武体方艙医院に移送された新たに感染が確認された患者は0人で、治癒して退院した患者は34人となった。重症患者10人は既に湖北省第三人民病院に転院し、軽症患者66人は現在、武漢市第一人民病院への転院手続きを行っている。

■口武体方艙医院は2月11日午後8時半から患者の受け入れを開始し、今月1日の時点で、合わせて330人の患者を受け入れてきた。重症化して転院した患者の数は32人、治癒して退院した患者の数は232人となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年3月2日

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