欧州に初めて輸出する新型コロナウイルス関連の医療物資・衛生用品が積み込まれた国際定期貨物列車「中欧班列」のX8020号が3月21日午前、1万3052キロ離れたスペインのマドリードを目指して、浙江省の義烏西駅を出発した。人民網が報じた。
今回義烏市がスペインに寄贈するのは、義新欧貿易集団が手配した使い捨ての医療用マスク約11万枚、防護服766着など、合わせて30万元(1元は約15.56円)相当の医療物資・衛生用品となっている。X8020号には、コンテナ100基が積載されており、うち2基に医療物資・衛生用品が積み込まれている。
2014年11月に義烏市とマドリードをつなぐ中欧班列が開通して以降、中国とスペインの貿易がより一層盛んになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月23日