商務部「RCEPを予定通り調印するよう努力・推進する」

商務部（省）の高峰報道官は19日に行われたオンライン定例記者会見で、「『東アジア地域包括的経済連携（RCEP）』の関係各方面はいずれも指導者の指示に基づいて、年内の協定調印を目指している。現在、各方面は規定の作業計画に基づいて、調印する最終文書を各国に提供するため、文書の法的精査など関連の作業を秩序よく推進している。中国は各方面とともに、協定が予定通りに調印されるよう努力し推進していく」と述べた。新華社が伝えた。

高報道官は、「RCEPのほかにも、中日韓自由貿易区（FTA）交渉を加速し、中国-湾岸協力会議（GCC）FTA交渉を強化し、イスラエル、ノルウェー、スリランカなどとのFTA交渉および韓国、ペルーなどとのグレードアップ交渉を積極的に推進し、周辺地域に軸足を置き、『一帯一路』（the Belt and Road）に波及し、世界に向けた高い標準の自由貿易区ネットワークを早急に構築し、自由貿易パートナーの『友だちの輪』を引き続き拡大していく」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2020年3月20日