アリババ取引会 女性がキーワード、レトロサングラスが人気商品に

人民網日本語版 2020年07月03日13:18

阿里巴巴(アリババ)の国際サイトのデータによると、6月8日から28日にかけて行われたアリババネット商品取引会で注文が最も多かった30商品のキーワードは「女性」だった。大きめのレトロサングラスがトップ5のうち3席を占め、ランキングを「総なめ」した。他にも肩出しトップス、フラットなビーチサンダルなどが人気商品となった。新華網が伝えた。

世界的にも大規模な越境ECオンライン展示会の一つであるアリババネット商品取引会は、3週間にわたり開催された。問い合わせ件数は前年同期比177%増、注文数は同525%増、支払済注文数は同243%増、支払済取引金額は同124%増だった。

浙江、広東、福建の3省がネット商品取引会注文数トップ10都市(地区)を独占した。トップ3は温州、潮汕、杭州。輸入注文数を見ると、米国が依然として最大の購入国で、英国とカナダが続いた。フィリピンはドイツを抜き5位に。

ネット商品取引会の見せ場としてのB類ライブ配信は計画の6000回から8000回に増加。メガネを主に取り扱うことから、浙江省のある光学企業が勝者となった。問い合わせ件数と注文数でライブ配信店のトップになった。

アリババネット商品取引会を始めとするオンライン展示会は、対外貿易会社が海外からの注文を取り戻す主な競争の場になっている。ネット商品取引会は実際には「閉幕」していない。なぜなら、アリババ国際サイトが7、8月だけでも越境貿易オンライン展示会を11回開催するからだ。

「申請できるのはすべて申請した」。山東聊城巨竜レーザー設備有限公司の国際貿易担当者の張磊氏にとって、ネット商品取引会に参加する最大の感想は「ビッグデータが正確なマッチングを実現し、スピーディに成約できた」ことだ。

政策の風向きは感染症の発生後に明確になっている。これには越境EC総合試験エリアの増設から、越境ECのB2B(企業間取引)輸出監督管理試行事業などが含まれる。中央は先月28日に貿易安定活動座談会を開き、越境ECなどの貿易新業態・新モデルの発展を加速すると改めて明確にした。デジタル化新型貿易を導入するのは、貿易の安定、サプライチェーンの維持だけでなく、必然的な流れでもある。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年7月3日

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