高画質LED球形ディスプレイ、VR(仮想現実)、スマート体感インタラクティビティ、4Dシアターといったテクノロジー感満載の雲南澄江化石地自然博物館が10日、正式に一般開放され、多くの市民と観光客が訪れた。中国新聞網が伝えた。
2014年に着工された同博物館は、雲南省澄江市にあり、化石遺跡の上に建てられた。敷地面積は約12.7ヘクタールで、建築面積は4万2000平方メートル。所在地の澄江化石地はアジアで唯一の化石類世界遺産で、澄江生物群化石を保存する中核エリアで、カンブリア大爆発の重要な実物証明、地球の早期における生命進化の重要な遺跡でもある。
同博物館の陳泰敏館長によると、館内には世界各地の希少価値の高い古生物化石標本と現生動物標本が6万点余り収蔵されている。低反射ガラスケース、恒温恒湿システムなどの技術設備により展示品の保護を行うと同時に、先端技術を採用し200以上のマルチメディア動画と合わせ、カンブリア生命大爆発のシーン、地球の生命進化の過程を展示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月12日