北京市衛生健康委員会は、9月16日0時から24時にかけて、市内における新型コロナウイルス新規感染者・感染が疑われる人・無症状感染者はいずれもゼロ、海外からの輸入症例・感染が疑われる人・無症状感染例もゼロだったことを明らかにした。北京頭条が伝えた。
同委員会は、「秋冬シーズンは、呼吸器系感染症の流行期となる。インフルエンザとコロナ感染症は、症状だけでは区別がつきにくい。インフルエンザワクチンの接種によってインフルエンザの流行を抑え、かかった場合でも症状が軽く、発熱を伴う大流行をある程度防ぐことができる。これが、インフルエンザ予防にとって最も有効な公共衛生対策だ」と、市民に注意を呼び掛けている。
今年のインフルエンザワクチン接種計画によると、第1期接種が9月下旬に始まり、自費で接種を受ける人が主な対象となる。第2期接種は、主に無料で接種を受ける人が対象で、「10月上旬から小・中・高校の学生」、「10月下旬から60歳以上の北京戸籍を持つ高齢者」、「11月中旬から緊急サービス保障業務の従事者」と3段階に分けて実施される。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月17日