黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市を流れる松花江の主要航路で11月29日、非常に珍しい「武封江」現象が発生し、「氷袋」と呼ばれる氷の塊が川面を覆っていた。この「武封江」現象とは、東北地区で「文封江」と対極的な意味で、昔から使われてきた呼び名。川面が凍結する「封江」現象が起きた時、川面が平らに凍った場合を「文封江」と呼び、川面を流れる大きな流氷が互いにぶつかって「氷袋」ができ、大きいもので高さ1メートルほどに達した「氷袋」が川面を凸凹に埋め尽くし、凍結した場合を「武封江」と呼ぶ。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月1日