国家航天局によると、月探査機「嫦娥5号」の上昇モジュールが北京時間6日午前5時42分、軌道モジュールと帰還モジュールの結合体とランデブー・ドッキングした。また午前6時12分に月の試料が入った容器を安全に帰還モジュールに移動させた。中国が月周回軌道でランデブー・ドッキングを実現したのは今回が初めて。科技日報が伝えた。
上昇モジュールが月周回軌道に入ると、遠隔操作の誘導と近距離自主制御により、軌道モジュールと帰還モジュールの結合体が徐々に上昇モジュールに接近し、ランデブー・ドッキングを完了した。
嫦娥5号の軌道モジュールと帰還モジュールの結合体は6日12時35分に上昇モジュールから分離し、タイミングを見計らいながら地球に帰還するため月周回軌道での待機に入った。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月7日