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「嫦娥5号」サンプル回収予定エリアの地形情報獲得

人民網日本語版 2015年09月03日11:24

国防科技工業局によると、月探査プロジェクト第3期再突入・帰還飛行試験器のサービスモジュールが、引き続き月探査機「嫦娥5号」の任務に向け軌道での検証作業を進めており、2日には嫦娥5号のサンプル回収予定エリアのリモートセンシング画像処理のための飛行任務を終え、同エリアの地形の情報を獲得し、嫦娥5号の月面軟着陸およびサンプル回収のエリア選定に向けたデータを提供した。現在、画像データは順次地球に送られて処理が行われており、解析度は1メートルに達し、処理済み画像の成果は良好だという。人民網が伝えた。

月探査プロジェクトの劉継忠副総指揮は、「試験器の作業は非常に順調に終わり、1回の打ち上げ、3回の月接近、2回の月面引力利用飛行を行い、3段階の試験を完了させた。第2段階と第3段階の試験では、サービスモジュールは嫦娥5号の軌道モジュールと上昇モジュールという2つの役割を担い、この2つの飛行目標が月周回軌道でのドッキング前の運動・飛行制御をシュミレートした」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年9月3日

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