天宝陂、竜首渠引洛古灌区、白沙渓三十六堰、桑園囲が8日、2020年度世界かんがい施設遺産に登録された。これにて中国の世界かんがい施設遺産は23施設にのぼり、施設遺産の種類が最も豊富で、分布範囲が最も広い、かんがい効果が最も際立つ国になった。新華網が伝えた。
2014年に設立された世界かんがい施設遺産リストは、世界のかんがい文明の発展の脈略を整理し、かんがい施設遺産の保護を促進し、伝統的なかんがい施設の治水の知恵をまとめ、持続可能なかんがい開発に歴史の経験と啓発を提供することを趣旨とする。2020年度世界かんがい施設遺産に登録されたのは他にも、インド、イラン、日本、韓国、南アフリカの10施設がある。現在の世界かんがい施設遺産は計105施設で、16カ国に分布している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月9日