国家航天局によると、「長征8号遥1」キャリアロケットが16日、中国文昌航天発射場で技術エリアの関連作業を終え、垂直方向のまま発射エリアに移動した。今月末にタイミングを見計らい飛行試験任務が実施される。人民網が伝えた。
中国航天科技集団公司第一研究院が開発する次世代無毒・無汚染中型キャリアロケットの「長征8号」は、2段半の構造を呈し、高度700キロメートルの複数軌道への打ち上げ能力を持つ。中国の太陽同期軌道における3−4.5トンの輸送能力の空白を埋める見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月17日