香港病院管理局は2月2日、香港地区の展示施設「アジアワールド・エキスポ」近くに建設されている北大嶼山病院香港感染コントロールセンターが2月26日からその運用を開始する予定であることを明らかにした。同センターには病棟6棟が設けられており、各棟は2階建てで、合計816床の隔離用ベッドを提供している。第一段階として、まず48床の運用を開始し、16歳から65歳までの病状が軽度または中度の感染確認患者を収容する予定。病院管理局によると、同センターでは1日あたり約1500件の新型コロナウイルス検査分析処理能力を擁しているという。北大嶼山病院香港感染コントロールセンターは中央政府の支援に基づき建設され、わずか4ヶ月ほどで完成したため、香港版「火神山医院(湖北省武漢に短期間のうちに建設された新型コロナ臨時医療施設)」と呼ばれている。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年2月3日