清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)連休は、春節(旧正月、今年は2月15日)の後にやって来た最初の小型連休であり、再び旅行のピークが出現した。「北京日報」が伝えた。
国内観光市場が力強く回復した影響により、旅行予約サイトの携程旅行網では清明節連休中の予約量が前年同期比で300%増加し、複数の業務が今年一番のピークを迎え、旅行をめぐる条件が安定していた2019年の同期を上回る業務もあった。同じく旅行予約サイトのQunar.Comのデータを見ると、清明節連休期間の航空券・ホテル予約量は19年に比べて大幅に増加した。うち航空券は19年同期の1.4倍に増加し、ホテルは19年の1.5倍に増加した。北京の観光客はこれまでの我慢を一気に発散させるかのように旅行に出かけ、北京は航空券予約量が全国最多の都市になっただけでなく、同時に人気の旅行目的地にもなった。
Qunarのデータでは、清明節連休に北京から飛行機で出かけた人は19年同期比60%以上増加し、北京は増加率が最大の一線都市になった。航空券予約量の上位には、上海、成都、広州、重慶が並んだ。
他の地域からの観光客だけでなく、多くの地元の観光客も高齢者や子どもを連れてピクニック気分で文化的遺跡、植物園、動物園などの観光地へ出かけた。Qunarのデータでは、北京の人気観光地のトップは頤和園で、北京動物園と北京野生動物園もベスト10に入った。連休期間中、北京動物園で人々が長い行列を作って入園する様子の動画が人気になり、同動物園、頤和園、古北水鎮、野生動物園は連休中の予約量が19年を上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月6日