気温が上昇し、暖かい春が到来し、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿克蘇(アクス)地区の綿花畑約47万3000ヘクタールでは、秩序立てて種まきが行われていた。現時点までに、昨年同期と比べて約5600ヘクタール多い、畑約8300ヘクタールで種まきがすでに完了している。中国新聞網が伝えた。
12日、アクス地区沙雅(シャヤール)県の畑では、自動運転の種まき機が作業をしていた。その様子は壮大というのにふさわしい眺めで、種まき機は精密な種まき作業を行い、その効率は大幅に向上し、農業のテクノロジー化が進んでいることを感じ取ることができた。
アクス市の綿花畑約6万ヘクタールでも種まきが次々と始まっている。精確な種まきとマルドリ方式が採用された畑での種まきなどの技術が導入され、それら技術が単位面積当たりの生産量を増加させ、病害を減らし、生態を調整する役割を担うほか、土壌内部の構造が保護され、綿の種の発芽率が効果的に保証され、病虫害の拡散も避けることができるようになっている。同時に、土壌の改善にもつながっている。
アクス市農業農村局農機科の張田幸・科長は、「種まきから、畑の管理、収穫まで、7割以上の作業が機械化されている。それにより、労働力が大幅に削減され、栽培コストも低減したほか、綿花の品質も大幅に向上した。当科は、綿の栽培の全プロセスの技術指導を行っており、綿花の高い品質を保っている」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月13日