
ここ数日、河南省の多くの地域が豪雨に見舞われている中、「救援待ち被災者情報」を記録したファイルがネット上で拡散されている。このファイル作成者は、上海財経大学に通う河南省出身の女子大生・李睿さんだ。
20日午後7時56分、李さんは微博(ウェイボー)で「みんなを助けたい」と書き込んだ。そして、1時間後に、「Manto」というハンドルネームで、「救援待ち被災者情報」というオンライン共有ファイルを作成すると、1行目のセルに「助けが必要な被災者の情報」と「助けることができる人の情報」という項目を設け、様々なルートから集めた助けを求める被災者の情報を書き込み始めた。

このファイルは、微信(WeChat)のモーメンツで一気に拡散され、多くの人が自発的にファイルに情報を書き込んだり、情報をチェックしたりするようになった。21日夜の時点で、最初はシンプルだった統計表の内容は270回以上更新され、閲覧回数は250万回以上に達した。そして、「マルチ用途」の民間水害対策ソースマッチングプラットフォームへとレベルアップしていった。
李さんは22日の取材に対して、「今は河南省の実家いるが、安全な状態。河南省出身の大学生として、故郷のためにできることをしたかった」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月23日
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