260都市で開通し、4万以上のバッテリー交換拠点を配置し、市場シェアが50%以上にのぼる中国鉄塔股份有限公司はすでに、全国最大規模の電動バイクバッテリー交換事業者になっている。中国新聞網が伝えた。
鉄塔バッテリー交換プラットフォームの50万人目のユーザーである頼仁深さんは23日、北京市で取材に対し、「美団でフードデリバリー配達員をしている自分にとって、電動バイクはそのために使用する交通ツールだ。鉄塔バッテリー交換プラットフォームでは、毎月299元(1元は約17.0円)で無制限でバッテリーの交換ができる。現在は毎日2回交換している。同プラットフォームに対しては、バッテリーの航続距離が長いというイメージを持つ」と述べた。
鉄塔エネルギー有限公司の会長兼社長の楊暁偉氏は「交換するバッテリーが耐用期間を超えると、通信基地局の予備電源として多段階利用できる。一方では、バッテリーの全ライフサイクルの利用により、コストを引き下げる。他方では、速やかに新しいバッテリーを投入することでユーザーの利用体験を保証する」と紹介した。
現在、全国で500万人以上いるデリバリー配達員は配送中、充電が不安全で遅い、コストが高い、航続距離が短いなどの問題に悩まされている。
鉄塔バッテリー交換は260都市で開通し、4万以上のバッテリー交換拠点を配置している。市場シェアは現在50%以上で、1日当たりのバッテリー交換回数は120万回を超えている。ユーザーは「鉄塔バッテリー交換」アプリを立ち上げ、コードをスキャンするだけでバッテリーを交換し、電動バイクのバッテリーを満タンにできる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年7月26日