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中国が世界に提供するワクチンと原液が世界首位に

人民網日本語版 2021年08月10日13:17

世界の新型コロナウイルス感染者が2億人を突破し、複数の変異株が出現し、感染対策に新たな課題をもたらした。発展途上国向けのワクチン供給を加速するため、中国は現在まで世界に7億7000万回分を上回る新型コロナウイルスワクチンと原液を提供し、世界首位になっている。新華社が伝えた。

新型コロナウイルスワクチン協力国際フォーラムが5日夜、ビデオ会議形式で行われた。習近平国家主席は会議に向けて書面で挨拶し、中国は引き続き全力を尽くし数多くの発展途上国の感染対策を支援するとした。

中国は今年中に世界に20億回分のワクチンを提供するために努力する。また、「COVAXファシリティ」に1億ドルを寄付するなどを決定した。中国は発展途上国の一致団結した感染症との闘いに力強い原動力を注ぎ、ワクチンの世界の公平な分配を促進する重要な力になっている。

中国製ワクチンは100カ国以上で使用を認められており、WHOの緊急使用リストとCOVAXの調達リストに入っている。その安全性と有効性は国際的な権威によって認められている。ワクチン完成品を輸出するほか、中国の一部のワクチン研究開発機関と20数カ国の関連機関が協力し第3相臨床試験を展開しており、一部の企業が生産する原液がブラジルなどに送られ、国外でのパッケージング作業が始まっている。中国はさらに発展途上国に対する新型コロナウイルスワクチンの知的財産権の放棄を積極的に支持している。

国家衛生健康委員会の曾益新副主任は、「新型コロナウイルスは過去100年で最も深刻なパンデミックだ。習近平総書記は新中国の史上において最大規模の世界人道支援行動を指導・展開し、確かな行動によって人類衛生健康共同体の理念を実践した」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年8月10日

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