中国国際貿易促進委員会が主催し、中国国際展覧センターグループが実施を引き受ける2021年中国-東北アジア国際貿易デジタル展示会(以下、東北アジアデジタル展と略称)が8月23日に開幕した。今回の展示会は中国企業が出展主体となっており、主に東北アジア地域市場に対応している。また、新たにアップグレードされた「貿易促進クラウド展」プラットフォーム(CCPIT Expo Platform)を活用して、企業に向けてオンライン展示、交流•商談、的確なマッチングなどのサービスを提供し、デジタル展示プラットフォームを駆使して中国企業と関連国の経済貿易関係を開拓し、東北アジア地域の経済協力を深化することを目的としている。
8月30日の時点で、東北アジアデジタル展は中国、ロシア、日本、韓国、モンゴル、アラブ首長国連邦、ベラルーシ、インド、カザフスタン、ウズベキスタンなど10ヶ国から9568人の来場者を集めた。このうち海外からの来場者は7856人で、累計来場者数は延べ5万1695人となっている。
会期中には、農業、スマート製造、消費財、資材、衛生防疫物資、自動車部品の6つのテーマ別にオンラインマッチング会も開催され、中国の企業125社とロシア、韓国、日本など東北アジア地域からの100人余りのバイヤーがオンライン交流し、国内外の企業が展示会に足を運ばなくても、注文をつかみ、市場を開拓できるようサポートした。
「人民網日本語版」2021年9月1日