ユニバーサル・スタジオ・北京が9月20日に正式に開園する。スタジオ・パス(入場券)はシーズンごとに4種類の価格が設定されており、オフシーズンは418元(1元は約17.0円)、通常シーズン(オンシーズンでもオフシーズンでもない時期)は528元、オンシーズンは638元、、特定の日は748元となっている。また、チケット価格以外にも、園内での消費に注目が集まっている。園内で1日遊び、食事をし、グッズを買うと、どのくらいの予算が必要なのだろうか?
ミニオン・ランドでは、遊ぶ、食べる、買う、写真を撮るといったことを一通り楽しめる。ここで売られているミニオンのアイスは40元。
「カンフー・パンダ」に出てくる「ピンさんのヌードルショップ」、つまり主人公ポーの父親がやっているヌードルショップでは、ピンさんが腕をふるった四川風タンタンメンや牛肉麺、北京風ジャージャン麺といった麺料理が食べられ、どれも1杯58元となっている。
セットメニューを2人前注文。チキンレッグのセットと酢豚のセットはどちらも68元。ドリンクは1杯15元。セットメニューのほかにも、蒸し餃子などちょっとしたフードもあり、価格はだいたい30-40元というところ。
というわけで、1人あたり100元ほどあれば、園内でランチが食べられる。
カンフー・パンダのエリアにあったポーのぬいぐるみは229元。
ハリー・ポッターのエリアでは、魔法の杖が349元。
ハリポタエリアに来たら絶対飲みたいドリンクがバタービール。実際にはノンアルコールなので、子供でも安心して飲める。1杯50元。
水を持参するのを忘れてしまったけれど園内では買いたくないという場合は、トイレを見つけることができれば近くにたいてい水飲み場がある。しかもコップやボトルを持参していれば、ここで水をくむこともできる。
園内には来園者向けのレンタル備品が多数用意されている。子供連れの人は、2人乗りのベビーカーを1日130元で借りることができる。車いすも1日100元で借りられる。
ユニバーサル・スタジオ・北京で1日遊ぶには、まずは食事とおやつも含めた食費が1人あたり200元ほど必要となる。ショッピングでかかるお金は人それぞれ。好きなキャラクターや登場人物を見かけたら、購入して友人にプレゼントしたり、自分へのおみやげにしたりするのもいいだろう。
8月26日からは地下鉄の駅も開業しており、北京市の中心部から数元でユニバーサル・スタジオ・北京の中心エリアにアクセスすることができるようになっている。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年9月3日