9月7日は二十四節気の15番目「白露」

人民網日本語版 2021年09月07日15:14

詩情に満ちた二十四節気の15番目「白露」が9月7日午後5時52分におとずれる。人民日報が報じた。

この時期、日中と夜間の気温差が大きくなり、水蒸気が冷えて、草の葉の上で水滴となり、その水滴一つ一つがまるで真珠のようにキラキラ輝いていることから、「白露」という名がついた。「白露」の秋がくると、「秋老虎」とも言われる残暑は完全に終わり、すっきり爽やかな秋の気配が深まっていく。そして、中国のほとんどの地域では収穫期を迎え、田畑では農家の人々が忙しそうに働き、綿花やナツメ、ダイズなどを収穫する美しい秋の景色が広がる。

同時に、サカツラガンやツバメなどが北方エリアから南国の地に移動し、小動物たちは越冬に備えて食料を蓄え始める。

その昔、江蘇省や浙江省一帯に暮らす人々は、「白露」に酒を造る習慣があった。もち米やコーリャンといった穀物を材料に造られるその酒は、ほんのり甘く、豊かな米の香りを漂わせていることから、「白露米酒」と呼ばれていた。

また福建省福州市には、「白露」にリュウガンを食べる習慣があり、食べると体にいいと考えられている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年9月7日

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