「長年筋トレを趣味として続けてきたのに、一度もコンテストに出場したことがないのは残念すぎる。ここ数年、病気を患ったこともあり、トレーニングを続けることよりすぐに出場した方が良いと考えるようになった。出場するチャンスは少なくなる一方だから」と話す王偉さん(41)は、末期がん患者だ。王さんは今年4月から、ボディービルコンテスト出場を目指して準備を始めた。厳格な食事制限や単調なトレーニングのほか、自身の仕事もある。さらに、毎週、浙江大学医学院附属第一病院まで治療のために通わなければならない。そして161日間で15.6キログラムの減量を果たした王さんは、「がん患者でも目標を持つことで、同じように素晴らしい未来を手にすることができる」と話した。銭江晩報が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年10月12日