20数時間にわたる急ピッチの設営と調整を経て、1組・5個のエアドーム型実験室「猟鷹号」が24日、甘粛省蘭州市で正式に使用開始され、現地の感染予防・抑制をサポートする。新華網が伝えた。
今回蘭州市で使用開始されたエアドーム型実験室「猟鷹号」は、1カ所の試薬準備エリア、2カ所の検体処理エリア、2カ所の核酸増幅分析エリアが配備され、64台のPCR核酸増幅装置が24時間連続で稼働することにより、試薬の配置、検体注入、抽出、核酸増幅の自動化を実現。1日当たりのPCR検査能力は最大8万本にのぼり、10人分の検体を混ぜて検査する「プール方式」にすれば1日最大80万人分を検査できる。
「猟鷹号」はかつて広州、南京、厦門(アモイ)、哈爾浜(ハルビン)などの感染対策の最前線を支援し、短期間内にPCR検査能力を大幅に強化した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月25日