湖北省武漢市東湖ハイテク開発区光谷三路の路傍のマンホールの近くでこのほど、自由自在に行動する「ロボット犬」が大きな注目を浴びた。科技日報が伝えた。
中鉄四局東湖下水道管渠調査・改修プロジェクトマネージャーの程啓利氏は取材に、「ロボット犬は道路を壊すことなく速やかに地下数十メートルの雨水管・汚水管内に潜り込み、道管の問題を調査するとともに正確な測位を提供し、その後の修復・施工に向けての一次データを提供する。同プロジェクトは現在すでにロボット犬を15台導入し、下水道管の問題を調査している。パイプの破損を発見したら、作業員が『無侵襲』の修復を行う」と述べた。
ロボット犬は3対のタイプの異なる「ゴムの足」により前進・後退する。前後のサーチライトとカメラが「電子の目」になり、前後の鉄製の「首輪」を引っ張ることで前進を補助できる。ロボット犬はマンホール内に入ると、道管内の画像をリアルタイムで作業員のモバイル型操作端末のディスプレイに伝送する。操作者は指を動かすだけでその前進と後退、昇降、撮影、障害物乗り越えなどの動作を指示できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月29日