今月23日から始まる2021世界選手権ヒューストン大会に向けた中国代表の強化試合が14日、浙江省の温州オリンピックスポーツセンターで閉幕した。決勝では、樊振東選手が東京五輪のシングルス決勝で敗れた馬龍選手に4-0でストレート勝ちし、リベンジを果たした。
世界選手権前に向けて中国卓球チームは最終調整に入っており、男子チームと女子チーム両方が今回の強化試合に参加した。男子チームはトーナメント方式で実施。馬選手と許昕選手は世界選手権には出場しないものの、今回の強化試合に参加した。
グランドスラム(世界選手権、オリンピック、ワールドカップ優勝)を目指す樊選手は現時点では、ワールドカップの優勝経験しかなく、世界選手権とオリンピックではいずれも馬選手に敗れて2位に終わっている。
強化試合の決勝の1ゲーム目は樊選手が11‐9で取った。2ゲーム目で、樊選手は2‐7まで差を広げられたところから追撃し、最終的に14‐12で逆転勝ちした。その後も、樊選手の勢いは止まらず、3ゲーム目を11‐3、4ゲーム目を11‐8で取って、4‐0のストレート勝ちとなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月15日