9月から新学期が始まり、北京大学の卓球の授業が大きな話題となっている。その授業は、2008年の北京五輪で卓球の試合が開催された邱徳拔体育館で行われ、授業を担当する教師の呉飛さんは唯一人の中国人審判として東京五輪の卓球の審判を務めた。さらに、呉さんの助教は、五輪、世界選手権、ワールドカップ、全国運動会の大会のシングルス全てで優勝経験を持つ、「大満貫(グランドスラム)」の達成者で、現在は現役を引退し、9月から同大学に入学した丁寧さん。次の学期に授業を代講するために経験を積んでいるという。五輪会場と五輪審判、五輪金メダリストが「揃い踏み」となったこの没入型五輪体験授業は、瞬く間にネット上の話題をさらった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月14日